こんにちは。もぞ太です。
2022年2月。小4、小2、年中(5歳なりたて)の子供たちと一緒に、冠ヶ岳(かんむりがたけ)に上りました。
阿蘇の南外輪山の西側に位置する冠ヶ岳は標高1,154m。
冠をかぶったように見えることから、冠ヶ岳と名付けられたそうです。
頂上からは360度の景色が広がっており、目の前に一ノ峯、二ノ峯。
俵山や、かすかに噴煙を上げる阿蘇の山々を見渡せます。
登山道は整備されており、頂上の直前までほぼフラットな山道が続きます。
山の中をお散歩してるような感じです。
登山初心者の方や、子供連れの方にもおすすめの山です。
登山口、駐車場。
グリーンロード南阿蘇沿いの地蔵峠前にある駐車場を利用しました。
7,8台くらいの駐車スペースがあります。
地蔵峠駐車場のすぐ隣に階段があり、そこから登ります。
安全に山登りを楽しめるように、まずはお地蔵さんにお参りです。
地蔵峠へ向かう途中で会ったベテラン登山者さんに、大矢岳は雪が凍って滑りやすくなっており、アイゼンがないと難しいと教えてもらいました。
私たちが目指す冠ヶ岳は、大丈夫だろうとのことだったので、一安心。
行ってみて、危ないようであれば引き返すことも想定しておこう。
子連れで無理は禁物です。
地蔵峠へ到着。
1,086mの標高で、すばらしい眺めです。
あいにくの曇り空でしたが、中岳の噴煙が見えます。
お地蔵さんにお参りして、いざ冠ヶ岳へ!
地蔵峠からは、いくつかの道が伸びており、冠ヶ岳へ続く道は、お地蔵さんの反対側にあります。
ちなみに、お地蔵さんの背中側に大矢岳へと続く道があり、南阿蘇外輪ルートの大きな看板の右側には、十文字峠へ続く道があります。
私たちは、間違って十文字峠方面へ進んでしまい、10分ほど進んで間違いに気づき引き返しました(-_-;)
地蔵峠からスタート。
地蔵峠から冠ヶ岳を目指します。
看板には90分とあります。
私たちの足では2時間くらいかな。
グリーンロードを右下に、平行に北へ進みます。
ところどころ残雪があり、テンションが上がる子供たち。
眺めも素晴らしい。
20分ほど歩いたら、一旦グリーンロードへ出ます。
階段の途中が雪で滑りやすくなっていました。
そろり、そろり。
グリーンロードを左に100mほど進んだら、右側に階段があります。
上の地図の赤いピンを刺した場所に、階段があります。
あと、3.8キロ!
階段を上るとすぐに、WC発見。
登山道に霜柱が立っており、ザクザク音をたてながら進みます。
でっかい霜柱に興奮の子供たち。
道はほぼ平坦。
急な登りも、下りも無く、森の中をお散歩してるよう。
地蔵峠から1.7キロ地点に、眺めの良いベンチが。
小休止。
雪が残っているものの、道が平坦なのでほぼ問題なしでした。
熊本市内に住んでいると、なかなか積もった雪にお目にかかれないので、子供たちは大はしゃぎでした。
頂上までもう少し。
霜柱の呼吸を駆使してどんどん進むうちに、俵山方面との分岐に。
あと800m!
このあたりから登り坂。
頂上が間近になり、ラストスパートの娘たち。
ちょっと待って。
雪が解けた土が、滑る滑る。
何度かツルっといっては持ちこたえるという場面がありました。
そんなこんなで、登頂!
地蔵峠からおよそ2時間かかりました。
頂上にはベンチがあり、お弁当タイム。
何の変哲もないおにぎりが、美味い!
360度の眺望が開けており、阿蘇の山々や、金峰山、遠くうっすらと雲仙が見えました。
下りの道でツルツル滑る土に何度か足を取られ、ズボン泥だらけの長男。
5歳になって最初の登山は、なかなかハードでした。
それでも、一度も抱っこすることなく自力で登山を終えました。
成長したなぁ・・・(T_T)
相変わらず姉達にはおいて行かれ、「僕たち迷子になっちゃったね~。」
などと言いつつ、てくてくマイペースで下山しました。
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