こんにちは。もぞ太です。
2023年2月、小5と年長の子供たちと一緒に俵山に登りました。
俵山は阿蘇外輪山の一部で、南阿蘇村側から見ると、米俵のようにみえることから名付けられたそうです。
標高1,095m。頂上は開けており360度の阿蘇パノラマが広がります。
俵山交流館萌の里を起点にして登るルートもありますが、私たちは俵山展望所から登るルートに挑戦しました。俵山展望所から登る方が、萌の里から登るよりも短時間で頂上にたどり着けます。
阿蘇の雄大な景色をながめながら、ススキの草原を進む登山道は、日々のストレスを忘れさせてくれます。
登りはじめと登頂までのラストが、なかなかの勾配がある坂道ですが、子供連れの方や、登山初心者の方にもおすすめの山です。
俵山展望所の駐車場へ。
俵山展望所の駐車場を利用します。
県道28号線を熊本方面から阿蘇方面へ向かい、俵山交流館萌の里を過ぎて暫く進み、右側側道の南阿蘇やすらぎロードをくねくねのぼります。
巨大な風車を眺めながら、これから始まる登山に胸を躍らせていると、駐車場に到着。
十分な駐車スペースがあり、トイレもあります。
俵山展望所から登山スタート。
駐車場からてくてく歩くとすぐに、俵山展望所。
晴天とはいえ、2月。冷たい風が吹きます。子供たちは上着を羽織って重い足取り・・・。
展望所からは、すばらしい阿蘇の雄大な景色が眺められます。
「もうここでいじゃん」と、のたまう長女。登り切った達成感満載の長男。
いやいや、ここから登るのだよ・・・(-_-;)
さぁ、展望所脇にある登山口から、登山開始です。
山頂まで90分の看板が。私達はゆっくり2時間を目標に山頂を目指します。
いきなりの急坂。
登りはじめは、勾配のある坂道が続きます。
登山口すぐに、杖が数本おいてありますので、使うのもアリかもです。
からだが温まり、着込んだ上着を脱いで進みます。
土の中に隠れた霜柱をザクザク踏みながら進みます。
ふーふー言いながら坂を登り、振り向けば絶景。
無理せず、ゆっくり、休み休み進みます。
登りの午前中は、まだ地面も比較的固くて進みやすかったのですが、下りの午後は霜柱たちも解け、土が柔くなっていました。
おまけにこの急坂。すべるすべる。
長女は何度も尻もち。杖とっとけばよかったかな。
ストックがあった方がいいかもです。
土がゆるくなっている日の下りは気を付けましょう!
6歳になりたての長男。
登山を始めた3歳ころは、ほぼ私が抱っこして登ったものですが、4月からは1年生。自分の足で頑張ります。子の成長に、じわーん。
坂を登り終えると、平坦なススキの草原に。
しばしの水平移動で回復。
遠目には風車。
そして森の中へ。
森の中に階段!
草原を抜けると、森の中へ入ります。
俵山山頂まであと1.7キロ。
ここまででおよそ40分程で到着しました。
木漏れ日の中を暫く進むと、いきなり階段が。
こんな山の中に階段を作った人たち。
大変だったろうなぁ。感謝、感謝です。
階段は途中崩れたりもしてましたが、問題なし!
階段を抜け、さらに森を進みます。
道に迷う心配はありませんが、ところどころに赤いテープがあるので安心です。
階段を登り終えると、また暫く平坦な道が続きます。
水分を摂り、休憩しつつ、最後の登りに備えます。
途中、左右に分かれる分岐がありますが、少し先でまた合流します。どちらも大差ありませんが、右のルートの方が平らな気がしました。
森の中をお散歩、お散歩。
山頂まであと35分。
森を抜けると、目の前に俵山の山頂がどーんと現れます。
最後の登り、見るからに大変そうですが、ラストスパートです。
最後の急坂を登り、登頂!
山頂へ向かう最後の登り坂です。
なかなか急です。
視界が開け、振り返れば再び、阿蘇。
雪がわずかに残っており、すべらないように一歩一歩踏みしめて進みます。
6歳の長男は私がサポートしつつ、自力で登りました。
最後の坂を登り終えたら、地蔵峠方面への分岐があります。
あと200mで頂上です。
自然と足取りが軽くなります。
地蔵峠から登る冠ヶ岳の詳細はこちらをクリック!
地蔵峠から登る大矢岳、大矢野岳の詳細はこちらをクリック!
およそ1時間50分程で、山頂に到着しました。
1,095m。
視界は360度開けており、この日は晴天。遠く雲仙も見えました。
東側に阿蘇の山々、南側には一ノ峯、二ノ峯。
ベンチに座って、お昼ごはん。おにぎり美味し。
昼食後、暫く休憩してから下ります。
前述しましたが、昼過ぎてから気温があがり、雪や霜が解け始めた道は、とにかく滑る!
子供たちは何度もバランスを崩して、ズボンは泥だらけになってしまいました。
滑るたびに爆笑。滑った自分に爆笑。
でも、一歩間違えば、怪我にもなりえますから、そろりそろり。
脇の草をつかみながら下ると、案外滑らずに踏みとどまれました。
スタート地点の俵山展望所へ無事に戻れて、ほっ。
山田さんちの牧場で、お待ちかねのソフトクリーム。
帰路、萌の里を過ぎてすぐ左側にあるミルクの里でソフトクリームを食べました。
濃厚で牛乳感たっぷりのソフトクリームに、山登りの疲れが癒えます。
この日不在だった次女には内緒だよと、長女と口裏を合わせる長男。
次女を迎えに行ったときの、彼の口の周りはクリームまみれでした。
山田さんちの牧場の公式HPはこちらをクリック!
俵山の熊本県公式観光サイトはこちらをクリック!
子供連れで登れる熊本の山の情報はこちらをクリック!
コメント